「空白の果て」を終えて

本展では、11月20日から23日までの4日間で約350人の方にご来場いただきました。ほどよく作家の作品と建物が調和して、あの場所でしか起こり得ない展示内容になったと思います。建物はこれから空白の果てに向かって進んでいきます。その最果てには何が残るのかはわかりませんが、観てくださった皆様の中に少しでも何か残れば幸いです。

企画展「空白の果て」開催のお知らせ

亀岡商工会館の2022年解体に際しまして、企画展「空白の果て」を開催します。新型コロナウイルス感染症の影響で不安な時期ではございますが、ご来場いただいた方が安心して作品を楽しめるように対策を講じて行います。

亀岡商工会館 2022年解体予定(追記あり)

2022年2月末までに解体される運びとなりました。1958年に保津川観光会館として建設されてから64年、1973年に今の名前になってから49年が経ちました。前々から老朽化や耐震性、河川の改修工事など様々な要因から、いつ取り壊されるかわからない状態の中で今日まで佇んでいました。

「空白の痕跡」を終えて

展示が終わり、1ヶ月以上が経ちました。10月31日から11月8日までの6日間で約400人の方に来場いただき、実際の建物やその周辺を感じていただくことにより、痕跡を辿りつつ、その場と絡み合う作品を堪能いただけたのではないかと思います。
本展の次回予定などはないですが、引き続き建物で動きがあれば、お知らせさせていただきます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。